農事組合法人東山産業(香川県木田郡三木町井上822-1)が展開する
たまごとたまごスイーツのお店「danran」のコンセプトプロデュースを行いました。
▼白と黄色が基調のシンプルなデザインの店舗外観
東山産業は、養鶏農家として昭和36年に4件の農家が集まり創業。
今では日量約20万個の卵を生産・販売をしています
冒頭に書いたように高品質で安全安心な卵を提供すべく「ひよこからの一貫生産体制」を敷いており、
2013年に小豆島産オリーブの葉を食べた親鶏が産んだ卵『オリーブEgg』などの商品も販売。
同社が新しく自社の隣接地に開業するのが、まさに6次産業化!と言える養鶏農家のスイーツ&直売所です
▼店内も外観同様に白と黄色のシンプルなカラー基調
▼店舗レジの奥には工房も見えます
今回私はこのプロジェクトでコンセプト設計に携わらせていただきました。
本プロジェクトを進めていた、志渡総一郎さんとは数年来のお付き合いで
イベントなどで様々ご協力していただいており、香川県の敬愛する農家さんの1人です
※志渡さんの思いは仕事百貨のホームページをご覧ください。
▼左が志渡聡一郎さん
6次産業化として養鶏農家が小売製造店舗をつくるというコンセプトで大切にしたのが、
1つは、志渡さんや東山産業の仕事へ対する姿勢と会社・従業員への思いやりと愛情を活かすこと
1つは、卵やスイーツを買ってくれる・食べてくれるお客様に喜んでもらいたいという想い
でした。
この2つを突き詰めていった先に見えてきたのが、コンセプトとなった「だんらん」でした。
コンセプトとは、
かっこいい言葉や聞き触りの良いフレーズではなく、その事業をやる理由だと思っています。
何のためにそれをやっているのか?やろうとしているのか?を
一言で表せれる言葉でなければ意味をなさないと思います。
▼商品のパッケージもすべて統一デザインdanranに
2枚看板商品のシュークリームとプリン
ドーナツとクッキー
卵にたまごかけごはん専用醤油
だんらん(店名もdanran)としたのは、
卵や商品が家庭の食卓にあり、みんなで食べて笑顔を生み出す=団欒があるということもありますし、
働くスタッフも同様にこの職場で働けているということで団欒がうみだされてほしいという願いもあります。
それは、まさに東山産業の掲げている、働く人たちの幸せという部分を活かしていきました。
今、まさにうぶ声をあげたばかりの新しいお店ですが
1つ1つ丁寧な仕事をしていき1つ1つ地元を中心にだんらんを広げていく中心になっていくと信じてます。
まずは三木町で№1にそして全国でも有数の笑顔が溢れるお店に成長していってほしいです。
香川県に行く機会がある方は、是非足を伸ばして立ち寄ってほしいと思います